Submit your review | |
中の者です。
同期が多い、やる気次第で稼げる、それなりの待遇でよければライフワークバランスをしっかり確保できる(弁も産休・育休や時短勤務もある)、本当に色々な分野の事件を扱えるというのは他の人が書いているとおりです。
他の特徴としては、他の事務所に就職したものの、その事務所をいろいろな理由(受任から案件解決までの業務が分業化されており一つの事件を最後まで担当できず弁護士として成長できない、人間関係が合わず相談できる同期もいない、扱っている事件分野が限られており担当できない事件分野があって弁護士としての成長に不安がある、入所前に聞いていた給与などの待遇が全然違って事務所を信用できない、など)で退所してからこの事務所に入ってくる弁護士が多いことです。
しかも、そのような経緯で入ってきた中途の弁護士は、「前の事務所より全然良い(前事務所を退所した理由の点について,この事務所は不満がないor少ない)」と言って、長く勤務しています。
自分は、1、2年して一通りのことができるようになれば辞めればいいかくらいの軽い気持ちでこの事務所に入りましたが、自分の考え(将来1人で独立したくなるのか、同期と一緒に開業したくなるのか、移籍したくなるのか全然分からないので、どの選択肢を選ぶにしても,とりあえず1、2年でいろんな分野を満遍なく一通りできるようになっておきたい)とマッチしており、頑張れば頑張っただけの待遇になり、かつちゃんとやることをやっていれば自由な部分も多いので、結果的には当初の想定よりかなり長く勤務している現状です。
他の事務所を経験してここに入ってきた多くの弁護士も言っていますし、私もそうだったので、1、2年でいろんな分野を満遍なく一通りできるようになることは間違いないです。なので、新人弁護士にとっても,良い事務所だと思います。
※以上は本店以外のオフィスの話です。本店は分野ごとのチーム制になっており、狭く深く業務を行う体制になっているので、上記は当てはまりません。
なお、転勤があることについては、入所前の事務所説明会で明言されていますので、転勤を覚悟できる人だけ入ればよいのではないかと思います。私の周りは,縁もゆかりもない場所に異動したものの,その地を気に入り,その地で独立したり,その地の他の事務所のベテランの先生と仲良くなり,パートナーとしてその地の他事務所に移籍したりする人が多いです。
どういった分野を取り扱いたいのか、何に重きを置くか(お金とか、ワークライフバランスとか、業務の楽しさとか、勤務地とか)にもよるが、基本的にいい事務所だと思う。
①同期の数
新卒採用?であればそこそこの人数いる。ここ数年だと60人くらい。最初に集まって研修を受ける機会もあるので、それなりの関係性も作れると思う。
②収入面
公開されているとおり。なお、他のコメントで1年目は600万円固定かのような記載があったが、1年目に600万円を上回る人も普通にいるので、それは違うと思う。
2年目から大きく増えるが、取扱い分野、やる気、休日当番の数、受任率、売上等の要素により、同期の間でもかなり差が付く可能性がある。
③業務量
人によって差がある。たくさん稼いでいる人はやはりたくさん働いていると思う。といっても、多くの人が連日深夜までの激務を強いられているということは考えにくい。
そういう人がいるとしたら、かなりの案件数を持っていてかなりの売上をあげているか、業務効率があまりよくないか、そういう働き方(早く帰るつもりがない)なのだと思う。
④業務内容
様々な案件に触れることができる。離婚、労働、交通事故、刑事などはたくさんあるし、それ以外の分類できない案件もそれなりにある。
なお、東京の方が様々な案件があり色々な経験が積めると誤解されがちだが、案件の多様さは(規模が大きめの企業法務は別として)地域により変わらないし、むしろオフィスの弁護士数が少ないところの方が弁護士1人あたりの定型化していない事件の数が多いので、経験は積みやすい。
定型業務や電話相談の当番もあるが、それのウエイトがそんなに重いわけでもないし、お金を稼ぎやすいものもあるので、慣れればそう負担でもない。
これはやりたくないというのは通常は認められないが、業務分野にしろ業務内容(電話当番とか)にしろ、心からやりたいことだけやっていていいという職場は弁護士に限らずそうそうないと思うので、冒頭に書いたように、後は個人が何を重視するかだと思う。
お金ではなくやりたくないことはとにかくやりたくない、固定の分野以外取り扱いたくない、ということであれば不向きだと思う。
ちなみに他のコメントにあったが「手早く稼げる仕事は本店が独占している」ということはないと思う(本店あるいはその近郊オフィスなら扱えるが、地方のオフィスだと扱えないという業務は思いつくところでは1つだけである(2023年4月現在)。)。
⑤異動
配属されるオフィスによっては、2年の任期で異動を命じられる可能性がそれなりにある。意向は聴取されるが、必ずしも意向に沿った打診が来るとは限らない。
なお、2年経てば戻ってくることができるが、本人の希望で戻ってこない人も結構いるので、そういう人にとっては悪くない異動なんだと思う。
⑥評価
基本的には売上が評価の基準になると思うが、支店長やエリアマネージャーは案件処理の中身も見て評価をしていると思う。中身が悪かったりクレームが多かったりすれば明らかに評価は下がるだろうし、役職に就けるかどうかを判断する際は事件処理の中身・質はかなり重要だと思う。ただし、中身の良さは待遇には現れにくい。
ここ最近は事務所の数字に対する意識が以前より強くなっている印象。
弁護士が多いことが原因か、その分弁護士を大事にしようという意識は全く感じられず、使い捨て感が大きい。基本的に数字しか見られていない。離職率が高く、残った人に皺寄せがくるので、それもきつい。
本店と支店の温度感が違うのか、代表含む本店で色々と大小制度を変えるが、改悪されたと感じることが多く、だんだんと働きにくい事務所になってきたように感じる。
変なブラック事務所に入るよりは全然良い事務所だと思うが、働きやすい環境ともいえない。なお、支店によって働きやすさは大きく変わる。入所を考えている人がいるなら、内情を在籍中の人に良く聞いて、メリットデメリットを踏まえて入るべきだと思う。
【良い点】
・弁護士の期別の給与が公開されている。個人受任を除いた給与の平均値・中央値・最高値が示されている。
内定段階に至っても給与額を明かさない事務所もある中、透明性と給与額への自信が表れていて好印象だった。
・2年目以降の待遇は結構いい。
73期(2年目)の最高額が1339万、平均867万
72期(3年目)の最高額が1977万、平均973万
71期(4年目)の最高額が2776万、平均1039万
である。
・受付係や事務員の対応が非常によく、事務員教育に注力している印象を受けた。
・採用専用ウェブサイトが充実しており、事務局のメール返信が迅速丁寧。内定者専用説明動画なども充実している。
・東京本店は六本木一丁目にあり、会議室の設備の充実さから、設備予算が潤沢である印象を受けた。
・面接対応をしてくれた弁護士は、どの方も人柄が魅力的であった。柔和で優秀な、街弁で活躍する印象の弁護士が多かった。
・アソシエイトの目が死んでいる等の事情はなかった。
・東京本店にはMacが整然と並ぶフロアがあり、広告戦略や所内ITの整備をするエンジニアが数多く在籍している。未だ所内ITや広告を軽視する旧態依然とした事務所も多い中、ベリベは事務所運営の先見性を感じる。
・最近は、上位ロー内での評価も上昇しているように感じる。
【悪い点】
・新興系への偏見は未だ払拭されていない印象。
・非弁提携懲戒事件により一時期評判がガタ落ちした。
もっとも、懲戒の日弁連裁決書とベリべの主張を読む限り、ベリべ側の主張にそれなりの説得力があるように思う。
・入所直後から地方に飛ばされることは覚悟しなければならない。
もっとも、意に反した赴任は2年までの契約であるため、長期留学くらいの心持ちで田舎の街弁業務を楽しむのもいいかも知れない。
・インセンティブ報酬計算に当たって受任率を考慮しており、高い報酬を望む場合、受任を気軽に断れない。困難当事者事件の受任もある程度覚悟する必要がある。
・初年度は最低保証が600万であるが、給与公開を見る限り、原則一律600万のようである。
初年度の高収入に惹かれる修習生が多い中、この提示額は他の有名事務所と比較して低い。
事件の数は多く、その幅も広いが、売上の多くは、B型肝炎に依存している。
経営陣は、色々とB型肝炎に代わる収益の柱を立てようと奔走中であるが、どういうわけか生え抜きの弁護士の報酬は上がらないように注意深く制度が変更され続けている。
ただ、事件の数が多いことから同一分野でも同期に比べれば、様々な類型を経験できることは間違いない。仕事を覚えるために修行する場所としてはそれほど悪くないと思う。一般に成長速度が速いという点に偽りはない。
人事評価面についてだが、仕事の内容は評価されず、受任できたか、何件処理できたか、どれだけ売上があがったかが重要とされる。なので、それなりの和解で手早く落とせさえすれば、獲得金額の法的な妥当性とは別に評価は上がるという仕組み。リピーターや口コミで顧客を十分に取り込めていないから、多額の広告費を支払って事件を獲得せざるを得なくなっていると思われる点は指摘したい。
パラからの評価が悪いと、報酬を下げられたり、移動させられたりする点も要注意。ボス弁から気に入られさえすればどうにかなる事務所とどっちが肌に合うかは考えてみてもいいかもしれない。
構造的な問題として、本店と支店で仕事内容や待遇にも格差が大きいことも指摘したい。
結論から言うと、採用されるならば、本店一択である。支店は、手のかかる事件ばかり押し付けられるため、他のコメントでもあるとおり、基本的に平日深夜・休日出所の激務となる。手早く稼げる仕事は本店が独占している。地方が嫌ではないという人も、一旦は本店で採用されて、嫌々支店へ行くという形にすれば、月々手当の分だけ報酬は上乗せしてもらえるから、やはり本店採用にこだわっておくのが正解である。
激務の点は、弁護士ならば、どの事務所でも同じかもしれないが、ホワイトそうなイメージを持たれがちなので、一応指摘しておく。
ちなみに、一年目の最低保証は600万円とされているが、月々は40万円しか入らず、しかも、一年目に得られた歩合や手当は、600万円から月々の基礎報酬を差し引いた額に吸収されるため、実質的には初年度「固定」600万円である。会費などは自己負担で個人事件も国選含めて経費負担一律3割なので、世間の街弁と比べて本当に貰っている方なのかは修習中によく情報収集して判断した方がいい。
全国展開しているし地方によって異なるとは思うが、基本的には激務らしく、ワークライフバランスを重視している方にとっても、このあたりは内部の方によく確認をとってから入所するべきだと思う。
案件の種類は、多種多様で、他の方も書いているように、希望すればいろいろな経験を積むことができます。新しい分野もどんどん増やしており、内部的な勉強会も盛んです。定型的な案件のみを受任して、事務員任せにする、という競合事務所とは全く異なるという印象です。ぜひ、在職中の弁護士の話しを(できれば複数名)聞いてみてください。
待遇に関しては公開されているとおりで,五大とかは別として,
町弁に入った同期と比べればかなり多く貰えている人が多いだろうと思う。
電話当番に関しては賛否はあるだろうが,この待遇を維持しようと思えば
どうしようもなく発生する仕事だと思えば特に何とも思わない。
相談の質も含め,外部の法律相談を担当するより大分楽。
所属弁護士が増えてきたことから,全体の業務における割合も,普通の弁護士なら
ほんの少しといった程度。
基本的に売上げでボーナスを含めた来期の待遇が決まるため,当たり前だが,
受任率が高く,しっかり案件を解決まで持っていける弁護士の評価が高くなる。
その意味で,「案件を選び,受けた案件については手間を惜しまずにコスト
度外視で対応したい」という人は苦労するかもしれないが,それを無制限に
許容する事務所はここに限らずほとんどないのではないかとも思う
(即独は別として)。
忙しさについても,別に強制されるわけではないので,待遇が低くても良いのなら
ホワイトな環境だと思う。一部には土日も夜間も関係なく働いている者もいるが,
それは稼ぐために好きでやっているというだけの話だと思う。
もちろん,身柄事件などを受任してしまうとしばらくは忙しくなるというのは
どこの事務所も一緒だろうが,そういった場合には,多数弁護士が在席しており
周りのフォローが受けられるというメリットもあると思う。
とにかく集客力が高く,新規分野も常に開拓し続けているので,かなり多様な
種類の案件・相談があるのは間違いない。
なので,よく言われるが「定型的な案件ばかりやらされる」ということはなく,
やる気があれば色んな経験が積める(結局,「非定型的な案件に積極的に取り組み
たい」という弁護士は稀な存在だが)。
B肝がとにかく強い
他はよくわからないが、ネット戦略がうまい
中の人に聞きましたが、転勤が強制されるようです。そのため、東京本店で配属となっても地方に飛ばされる可能性があります。
給料は基本給は月40万程度で受任率での歩合が大きいとか。