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ちゃんと激務です。
No. 1の意識は高いですが、ブラック度も三大の中ではNo. 1だと思います
あるチームに所属していますが、噂通りの激務です
同期で集まって飲むと、後輩の誰が使える、誰が使えない、先輩の誰々はリクルート特集のページに載ったから期待されている、〇〇先生のリク飯によく誘われているから有能…といった内輪の格付け話ばかりで、嫌になりました。
ガチガチの縦社会できつい人が多い。ベテランのカウンセルでもメーリス上で大御所に公開叱責されており、未来に希望が持てない。
しごきに耐えたとしてもパートナーになれる確率はそれほど高くない。長期スパンで考えれば名門中小を目指すのがおすすめ。
就活等で四大批判の槍玉に挙げられることが多いためか、良くない噂がひとり歩きしている印象がありますが、実際には働き方は改善されてきていますし、他の四大と比べると、チームのアソシエイトを長い目で見て育てるという姿勢が強いと思います。研修やOJTも極めて充実しています。顧客とのコレポンひとつとっても、やはりN&Aの出身者はきちっとしていると思います。
業務等で他事務所の同世代と接していて感じることですが、N&Aの弁護士は、少なくとも若手のうちは、いわゆる名門中小の弁護士よりも社会人としてきっちりしているのではないかと思っています。
また、海外進出や新規分野開拓等の将来投資にどこよりも積極的で、将来性にも夢が持てると思います。
以下、よくある誤解について個人的な感想を述べていきます。
・ハードワークなのでは?
私の経験でいうと、忙しい時期もありますが、それでも土日のどちらかは完全に休めていますし、休暇も年5日以上は確実に取得しています。チーム制であることもあり、各アソシエイトの稼動状況にはこまめに目を配り、不公平感が出ないようにしているという印象です。このあたりの人の使い方については、さすがに最大手だけあって非常に優れていると思います。
・チームに合わなかったら困るのでは?
パートナーになることを目指すのであれば、所属チームのパートナーに推薦してもらうことが王道なので、これはある程度事実だと思います。ただ、四大についていえば、最近はどこもわりと早い段階で専門分野が決まるので似たり寄ったりです。
また、多様な経験を積みたいということがチーム制に関する懸念の理由なのだとしたら、むしろ本籍がしっかりと固まっているチーム制のもとで、所属チームのパートナーの了解を得ながら時折他のチームの仕事にも混ぜてもらう方が良いかもしれないということを指摘したいと思います。
というのも、アソシエイトの本籍がはっきりと定まっているわけではない他事務所の同世代からは、チーム制がない分、いつ干されるかわからず不安なので、結局、自己選択の結果として、同じ分野にしか手を出さないという悩みを聞くことがあるからです。
・パワハラが多いのでは?
個人的な経験上、これは全くの嘘です。組織がしっかりしているので、ハラスメントには非常に厳しい態度をとっており、超大物パートナーであろうがその例外ではないと言われています。
ただし、前記のとおり、興味分野が合わないにせよ、メンバーとの人間関係がうまくいかないにせよ、チームとの相性が合わないとある程度苦労するということ自体は事実です。私自身は、これが理由で退職しました。
また、大手事務所に共通する課題ではありますが、大規模なM&Aのロジ作業やDD、危機管理のヒアリングやヒア録作成などで若手アソを長時間稼働させて収益を確保しているという側面があることは否めないように思うので、リーガルテックの進展によって影響を受ける程度が大きいような気はしています。
そのため、星を一つ減らしています。しかし、繰り返しになりますが、教育体制が充実しており、事務所としての将来性もあるように思うので、ファーストキャリアとして選ぶには最適な事務所の一つだと思います。