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女性が多くて働きやすそう。
新興ブティックとはいっても、ここは知財の大物弁護士が作った事務所。若手の独立とは話が違う。昨年もまた北浜から弁護士が移籍しており、北浜が穏やかでないのは仕方ないだろう。
もっとも、就職のための情報とするなら、元アソの移籍が続くのは、この事務所が良い職場であることの強力な証拠。よほど魅力がなければ、北浜のような名門のアソがそのポジションを捨てて新興事務所に付いていくことはない。また、移籍元が悪口を言うのも、それだけ優秀な人材が移籍しているということ。評価されていない弁護士が移籍しても、誰も悪口は言わない。働きやすい職場に優秀な人が集まっているのだろう。
大阪の事務所の人は群れるのが好き。東京でも、大阪発の法律事務所の東京オフィスの弁護士だけが集まる謎の会合が定期的に開催されている。この事務所はそういうしがらみからは一つ距離を置いているのだろう。それは良いこと。
しかし、時短で働く人がいるってことはその分周りがめちゃくちゃ働かないといけないんじゃないだろうか。保全とか緊急の相談が重なったらどうするのだろうか。興味と疑問は尽きない。
自分は、たまたま、下で言及されている4人の移籍者を、全員すぐに誰のことかがわかる程度以上には知っている。加えて、淀屋橋山上→共栄の移籍者も知っている。この5人は五大事務所でも喉から手が出るほど欲しい経歴の人たち。こういうレベルの人しか移籍していないということが逆に大阪間の転職事情を物語っているように思う。自分は、こういう移籍を見ても「移籍先の事務所は得したな」と思ってしまう。
一方、イノベンティアが中途採用しているのはもともとエース級も少しいるもののまだまだ成長前の若手が中心。育ち切ったエースをリクルートしてくるのではなくやる気のある若手の移籍を受け入れてきちんと自分の手で育てようとしているということで、良い事務所ではないか。
なお、下で書かれている北浜→大江橋の件は事情は耳にしているが特殊事情なのでこういう場で言及するのはデリカシーに欠けると思う。
移籍に抵抗あると言っているのは一水、五月、公正の三会派の人だろう。企業法務事務所が集中していてかつ会派内の繋がりが強固な会派だから。
しかし会派の力もだんだんと弱くなっている。これからはだんだんと変わってくると思う。若手の人は気にせず移籍に挑戦すればよい。下の大阪内での留学、出向後の移籍例の人たちは東京の四大も欲しがる経歴と思うが、そういう人ならば大阪での移籍も問題なくできると思う。